きのう、「この溝切りやすりが無いと仕事にならない!」と言ったばかりですが、実のところこの溝切りやすり、コレを使えばバッチリ大丈夫。というほど信頼できるわけではありません。一本一本幅も違えば刃の形状も微妙に違います。

009と010のゲージの差は0.0254mmですからもちろんそのくらいの精度を出すつもりで溝を切らなければなりません(ホント?)が、元々やすりの誤差もある上に、切れるか切れないかでも溝の具合が変わってきます。手がちょっとぐらついただけで緩い溝になっちゃったりするんですね。もちろんタイトすぎてもチューニングの時に「キンッ」とか言いますし、逆に緩ければビレちゃう事もありますね。今日は丁度良さそうで大丈夫だと思っても翌日にはまた「キンッ」ってなってしまったりします。

またやすりの断面がきれいな半円ではなく、ちょっとだけ刃が欠けていたりした場合には弦を収めた瞬間にはその出っ張りに弦が乗っかって高さが丁度合っていたとしても、少し弾いているうちに溝の底の凸凹が削れて、そのとたんに溝が低くなってしまうこともあります。

要はどんな道具を使っても、使う人によって溝が変わってきちゃうわけですね。そこで少し工夫が必要になってきます。

例えば弦溝を切った後に溝の底の滑らかさを確かめるために、046なら046の弦の切れ端を使って少し溝の底をこすってみると、きれいな溝の時には満遍なく黒っぽい汚れがついて状態が良く分かりますよ。

図解が無いのでちょっと分かりにくいですかね。<m(__)m>

でも弦溝の形状は弦高ばかりではなく、音程にも関係してくるんですよ。

・・・。というところで今日はちょっとおねむですので、続きはまた後日。

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