長野県塩尻市でこだわりのギター製作を行う有限会社ティーズギター

NICO Touches the Walls

NICO Touches the Walls

さっき9時台のFMを聞いてましたら NICO Touches the Walls がゲスト出演してまして、ちょっとうれしくなりました(*^_^*) New Maxi Single『サドンデスゲーム』が発売になったようですね。

ニコタッチのギター古村さんにはバズフェイトンチューニングやセットアップをさせてもらってますヨ。ん。そういえば古村さんのセッティングはちょっと違うんですよ (?)

僕ら作る側からするとなるべくきれいに1弦から6弦まで順に弦高を合わせる(揃えていく)ように考えちゃうんですが、古村さんからのリクエストはちょっと発想が違って「最初に演奏ありき。。。」なんですねェ。だからちょっと標準と違います。

普段のリペアや調整でもよくあるんですけど、ちょっと古いSTとかTCでフレットが減り気味だと1弦の高さをあんまり低くしちゃうとチョーキングが出来ない。これがまたメイプル指板だったりするとただでさえすりあわせで低いフレットが、指板面の塗装で根元が埋まっちゃってたりします。ここは迷いますね。

弦高低く出来た方がえらい!みたいな風潮も一時期あったんで、ん~、どうしようかなぁっと悩んでいたんですけど、ヤッパリ弾きにくいものは弾きにくいんですね。だからそのギターで弾き易いところまでいったん上げてみる。そこから6本の弦を見直して行ったりします。1弦から下っていった時、逆に上って言った時にスムーズかどうかとか、カッティングの時に引っかからないかとか・・・。もちろんその人の演奏の仕方ってのもありますよね。

古村さんは結構パワフルなカッティングしますね。かっこ良いですヨ。。。\(~o~)/