具体的な作業はゼロフレットの位置をわずかに1フレット寄りに移動させる事とブリッジサドルの位置の前後調整ですが、それぞれの位置はシステムによって計算され正確にセットされます。多くのギターの場合、ゼロフレットの位置はシェルフナットと呼ばれる指板上にせり出した牛骨ナットを使いますので、ギター本体を傷めることはありません。(ロックナットやゼロフレットが打たれているギターに関しましては、指板を削って移動させるようになります。)
サドル位置は各弦ごとに調整されるだけでなく、コードを弾いた時に違和感の無いよう他の弦との調和を取りながら調整されます。この事によってクリアーで自然な和音を実現する事が出来ます。BFTSでの和音の調和の取り方は、ピアノの調律の要素を少なからず取り込んでいる為、鍵盤楽器とのアンサンブルにも非常に高い効果を発揮することが出来ます。
ゼロフレットの移動量に関してはそのギターのスケール、打たれているフレットのサイズ、使用している弦のゲージによって決められますので、インストール後に極端に違うゲージに変更する場合には再調整が必要になってきます。

通常2~3週間ほどを予定していますが、フレット交換そのほかのオプションを同時に依頼された場合にはプラスアルファの期間が必要になります。
また状態のあまり良くないギター、特殊な構造のギターに関しても作業期間が延びる可能性があります。

現在はエレキギター、ベースのみお受けしており、アコースティックギターに関しましては来年以降を予定しています。
またエレキギター、ベースでもブリッジサドル位置が弦毎に調整できるタイプでないとインストールが出来ませんが、その場合でもサドル調整可能なブリッジに交換することでインストールが可能になります。

いいえ、何も変える必要はありません。 今までどおりに演奏し、ネックの隅から隅まで調和の取れたサウンドをお楽しみ下さい。ハイポジションのコードワークにおいても調和は維持されますので、今までのチューニングに比較して可能性は格段に広がっていくことでしょう。

各メーカーから発売されているBFTS対応チューナーを使えばよりすばやく正確にチューニングすることができます。ただその他のチューナーを使われること、またご自身の耳に頼った今までのチューニングでも十二分な効果を期待することができます。詳しくは「チューニング方法」をご覧ください。

ギター本体の持つ根本的なサウンドは変わらないのですが、6本の弦の調和が取れることで耳に聞こえる響きが変わってきます。極端な話ですが、きちんと調律されたピアノとホンキートンク(音程が狂ったままのピアノ)ではまるで音色が違って聞こえますよね。ギターにインストールした場合、今までぼやけていた音の輪郭がはっきりと際立ち、サウンドにインパクトを与えることが出来ます。また音を歪ませた場合でも和音がつぶれる事無く、よりクリアーに響きますので、バンドや他の楽器とのアンサンブルの中でも、音を埋もれさせる事無く、高い表現力を持つ事が出来ます。

牛骨ナットの真ん中にマークが入っていれば、またヘッドの裏を見て、BFTSのステッカーが貼ってあればインストール済みです。
ステッカーにはロゴマークとシリアルナンバーが記されています。

お電話やメールなどでご連絡の上、宅配便などで楽器をお送り下さい。ケースをお持ちで無い場合には梱包用の箱(有償、送料込み\2,625)をお送りすることも出来ますのでご相談下さい。
東京近郊にお住まいの方は、イケベ楽器各店さまでもお申し込みいただくことが出来ます。

弦のゲージを変えた事でイントネーションの調整が必要になってくる、その必要性というのは普通のチューニングのギターでも全く同じです。Buzz Feitenチューニングだからと云って特別シビアに見なければならない訳ではありません。

ただ例えば009-042と010-046とでは張力も約10%違いますので、その影響は決して小さいとは言えないと思いますよ。またゲージ変更によって出てくるイントネーションの誤差というのも、ギターによって異なるとも思います。

弦を変えていただいてもし違和感を感じられるようなら調整をお薦めいたします。通常ゲージを変えればネックの反りや弦高調整も必要になるでしょうから、Set upコースでお申し込みいただけばトータルで調整させていただきます。