梅雨-とは云えど・・・。

 梅雨(つゆ)、五月雨(さみだれ)と言う。その終わり時分を、荒梅雨(あらづゆ)暴れ梅雨(あばれづゆ)とも言うそうだ。なるほど。  風流に夏前の湿気っぽいひと月ほどの季節を毎年の行事として短く感じているうちはまだ良くて、俳句や短歌のひとつもひねりたくなるのだろうが、大雨,集中豪雨,土砂災害,避難勧告となるともはや「季語」でもないだろう。北九州、山口県は昨年に続いての災害だそうで、地域の人の1年がかりの復興の様子と、対する今の状況を知らせられると胸が痛む。1年の苦労がそれこそ水の泡だ。長野県の僕の住んでいる地域は、生まれてこの方一度としてそのような災害に襲われたことはない。幸いと言う他はない。  木工を生業として生きてきて、<湿度がどうだ。含水率がどうだ。><木が太った-痩せた><ネックが反った-ねじれた・・・>は日常的にある...
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