ひと昔、ふた昔前は単に「組み込み」と呼ばれ、文字通り製作したボディやネック、パーツを組み上げて弦を張り、規定の状態に調整すると言うだけの工程でしたが、現在では認識がまるで違ってきています。
精魂込めて作ったボディやネックが、セットアップによって生きもし死にもします。死なないまでもちょっとした違いでまるで表情が変わってくるのです。
もっとも基本的なネックの調整から始まり、ナットやフレットのチェックや弦高の調整、ポットやパーツ類の選択、メンテナンス、取り付けし直し、ネックのジョイント仕込み角度修整、ブリッジやサドルの高さの適正化。

たっぷりと時間をかけて隅から隅までを見直します。すべての部分を1%ずつでも良い方向に変えられれば、トータルのパフォーマンスは著しく変化します。
ティーズギターでお受けする修理の中でもっとも多く、もっともお客様に喜んでいただいているのが、このセットアップです。大抵はフレットのすり合わせとセットで作業することが多いのですが、比較的安価なご予算で確実にギターやベースのレスポンスが変わる修理です。例えて言えば、なまくらな包丁が研ぐことによって気持ちいいほどのすばらしい切れ味になる。鳴りが良くなり、切れ味も弾きやすさも格段に向上したギターを手にしていただけば、ギターを弾く、音楽をすることもさらに楽しくなること請け合いです。

リペアメニューの一覧へリペア料金表へ